コロナの影響で、度重なる延期となりましたが、3/11(金)にようやく1〜3年の読み聞かせが出来ました。
読み聞かせ後の情報交換会では、本選びのポイントをたくさん聞かせていただきました。
図書館で大型絵本を借りてきたり、関西弁で楽しく盛り上げたりと、様々な工夫がありましたが、今回は特に「ウクライナ侵攻」の影響があったようです。
読み手によりそれぞれアプローチは違いますが、子どもを思う気持ちや平和を願う気持ちは一緒だなぁと、しみじみ感じました。
【感想抜粋】
◯ (2-2担当Nさん「もりのかくれんぼう」大型絵本)
ウクライナ情勢から目が離せない日々が続いており、戦争について考える良い機会だとも思いましたが、息子は「日本にも爆弾が落ちてくるのか?」と心配している面もあり、同じように不安に思っているお子さんがいるかもしれないと思い、今回はあえて戦争には触れずに、クラスみんなで楽しめる絵本を選択しました。
◯ (3-2担当Kさん「おおきなかぶ」ロシア民話)
この状況下で読むべきか悩みましたが、こんな時期だからこそ読みたい!と思い、ロシアやウクライナの子ども達のことを思いながら、ロシア語で楽しく読みました。
どうしたら戦争が起こらなくなるだろう?と皆に問いかけ、考える時間をもってもらいました。一番前で真剣に聞いていた子に「みんなで協力したら良いんじゃない?おおきなかぶってそういうお話しだよね」と言われ、この状況に対し自分の出来ることは本当に小さいことかも知れないけれど、こうした時間を持てたことをありがたく思いました。
今年度のいちよみ読み聞かせは、1〜2年2回、3年1回のみの実施でした。
まだまだコロナに振り回されていますが、そんな中でも無理のない範囲で、自分たちのやれることが出来たかなと、少し誇らしい気持ちになりました。
ご協力頂いた読み手の皆さん、本当にありがとうございます(o^^o)
しかし、それでも毎回読み手不足に悩まされています。
ほんのちょっとでも「読み聞かせ」に興味を持った方は、お気軽に事務局までお問合せください!(読み聞かせの様子や本選びなど、お手伝いいたします)
コロナや戦争で不安になることなんてなく、当たり前のように読み聞かせが出来る「日常」が戻ってきますように。
いちよみ事務局