みなさん『すずめぼっち』を知っていますか?
お米を収穫した後の稲わらを傘状に束ねて重ねて乾燥させる保管方法です。立たせることで藁の内部まで雨風が入らないようにするそうです。
乾燥させた藁は肥料や神事に使うしめ縄の材料など様々な用途に使われたりと伝統的な農作業で秋冬の風物詩となっています。
「稲は捨てるところがない」と農家さんもおっしゃっていました。
この日は天候に恵まれて作業日和となりました。
高学年の子は農家さんに藁を紐にして結ぶやり方を教わるとすぐにマスターしたようで次々制作していました。
低学年の子は藁の束を運んだりお手伝いをしていましたが、藁を動かすと中から小さいカエルが何匹か出てきてそのうちカエル集めに夢中になっていました。自然に触れ合えるのもいいですね。
たくさんのすずめぼっちが出来て清々しく作業を終えることができました。
この日作ったすずめぼっちの藁は1月のどんど焼きで使います。
季節を感じられる伝統行事です。ぜひお子さんにも体験させてあげてください。